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どんなに小さな子供のピアノ演奏でも、簡単な曲でも、 心に染み入るような音色で奏でられるのを聞く時に、 私は心が洗われ、涙が出るほどの感動を覚えます。

特に人工的な電子音に比べて、アコースティックピアノの 魅力は響き、音色の繊細でピュアーなところが魅力です。

今日はそんな感動を与える音色で演奏するたに必要な 「打鍵方法」について、お伝えしますね🎵

今日は、特にその一つである指の力についてお話しします。

 

Contents

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幼児のピアノの打鍵が弱い原因は?

私は一般的に小さい子供が弾く演奏についていつも思うのですが、余計なところに力が入った押し付けるようなタッチで、きれいな響きが出ていないと感じます。

それはなぜなんだろうと考えてみると、ピアノという楽器の場合、3歳から成人までが、みな同じ大きさのピアノを弾いていることに起因しているということに気づきました。

ピアノはバイオリンと違い、体の大きさに合わせて使っていくことがありません。

バイオリンの場合は子供の成長に合わせて大きさを変えていき,バイオリンは16分の1.8分の1.4分の1.2分の1などの大きさがあります。

ピアノの場合はおもちゃとしては小さい子供用はありますが3歳の子も成人用のものを弾かなくてはなりません。

繰り返しになりますが、ピアノの場合は。2,3歳の幼児も、成人した大人も、同じ仕様の楽器を弾くことになりますから~。

この理由から、2~3歳の子供には、おもちゃで同じつくりをしているけれど、おもちゃとして売られているピアノのほうがおすすめかもしれません。

当然、幼児にとっては、ピアノの打鍵にふさわしい筋力がありませんので、かなり無理した体の使い方になり、変な力を入れて響きの悪い、押し付けたようなタッチになってしまいます

それゆえ、そうとうな指の力をつけなければ、当然使わなくてよい筋力を使って弾いてしまいますので、ピアノの素敵な響きを出せるように指の力を小さいうちこそつけることに注力しましょう。

 

その子に会ったプロセスを踏まえた【打鍵】を大切に!

 ピアノを弾くということは、テクニックの観点から見て 歩くこと、走ること、ジャンプする事と同じようにな 自然のプロセスを辿っていくものです。

初歩の段階の生徒ですら、ただ単に音を出すことのみに集中せず、 これらの「打鍵方法」を理解した上で、演奏すると奏でる 音質が変わり、曲に対する正しい解釈の第一歩を踏み出すことになります。

根本となる基礎を身に付けリラックスして弾くことが出来れば、 そこから、数えきれない程の様々な変化に富んだ「打鍵方法」が、 ほとんど自らら生まれます。

そして、この「打鍵方法」というのは、人それぞれが持つ、骨格や 指の形、大きさによって、様々な微妙な違いが出てくるのです。

これは、大演奏家といわれる人たちの演奏スタイルをみてもわかります。

この点を踏まえると、ピアノの教師が十分に注意しないといけないことが、 見えてきます。

それは、時期尚早に、独りよがりに良いと思い込んだ「打鍵方法」を、 生徒に教え込み、それが、時に、悲しい哀れな結果を招くことが多いのです。

それは、その生徒自身から、自然に生まれてくるべき「打鍵方法」の プロセスを妨げひょっとすると全くその生徒に合わない「打鍵方法」を、 身に付けさせてしまう危険もあるからです。

 

打鍵を強める練習方法

そんな危険に陥らないために、「ハノン教則本」というもってこいの教材があります。

小さなお子様にいきなり、、、と思われる方もおられるかと思いますが、意外や意外、3歳の子供も、1番だけですが、楽しそうにやってくれます。

そこには工夫もいりますが、以下の通り、ハノン教則本を使っています。【とはいっても、なが~いこと、1番をやりますが、、、】

この本の目的は、 ♪動きの速い独立した、強いバランスの取れた指を追及する

        ♪表現豊かなピアノ演奏に欠かせない様々な基本的な「打鍵方法」    を身に付ける ことにあります。

 

私は、生徒が5本の指で、ドレミファソが無理なく弾けるようなると、 ハノン1番を9種類の弾きかたで、徐々にやるようにしています。

詳しくは後に動画でお伝えする予定ですが、今回は、簡単にのべておきますね。

1    1の指を伸ばしたまま、ドミファソラソファミ~~~弾く

2    1の指を伸ばしたまま、付点で、「コップカップ」のリズムで弾く

3     3連符と4分音符のリズムで弾く

4     手首の上下の運動を使って弾いてみる

5    手首とひじの回転運動を使って弾いてみる

6     指だけのスタッカートで、弾いてみる

7     手首を使ったスタッカートで、弾いてみる

8     肘からの上下の打鍵によるスタッカート

9     前後の運動による、ポルタメントを弾く

これだけでは、わからないと思いますが、動画などで見ると 簡単にできます。

ピアノの命である、美しくナチュナルで、個性的な響きを、 ハノン教則本を上手に活用してお子様に得させていきましょう!

では、その力をどのようにしてつけられるでしょうか?

 

打鍵を強くグッツ達

いろんな方法があるのでしょうが、私は2つのグッズを使っています。

 

1つは筋力強化 ぴあの鍵盤 です。

 

2つ目はフィンガーリングウエイツです。

指の独立を促します。

まだ、ピアノを購入されていないご家庭でも、また、まだ、ピアノ教室に通われていないお子様にも、ぜひこれらのグッズを購入されて生活の中でママと一緒に指を鍛えることができます!!!

 

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まとめ

いかがだったでしょうか?

3歳の子供と成人が同じピアノという楽器を弾くには、どう考えても、筋力を強くする訓練が必要なことはわかると思います。

【筋力強化】は、おおかたつまらないですが、いろんな楽しいグッズや工夫をしてあげて、毎回のレッスン、毎日の生活の中でも、ピアノを弾く筋肉強化を励んでいきましょう。

 

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